4月が始まってくると、虫の発生、特に蚊の発生が急激に増加し、ワンちゃんが虫の危険にさらされる機会が多くなってきます。
そのため、本日は虫対策についてご紹介していきます。
これからの時期、ワンちゃんを迎えてから初めて経験するような飼い主様は一度確認しておきましょう!
蚊への対策
暖かい時期になってくると、必ずと言っていいほど私たちの生活に介入してくる虫、その中でも蚊は、ワンちゃんにどんな危害を加えてくるのでしょうか?
具体的に見ていきましょう!
1)腫れる
まず蚊に刺されると人間と一緒で、刺された部分が腫れてきます。
蚊による虫刺されの皮膚反応は、蚊が吸血する際に皮膚の中に注入した「唾液腺物質」に対するアレルギー反応によって起こります。
ワンちゃんも人間と一緒で腫れている部分は痒みが出ますので、何回も同じところを気にするようであれば、刺されている可能性が高いです。
ワンちゃんは痒ければ際限なしに掻いてしまうので、腫れていた部分がかぶれたり、出血、化膿する可能性があります。
おうちの子の行動を注意してみておきましょう。
2)蚊アレルギー
意外に知られていないのが蚊アレルギー。昆虫アレルギー皮膚炎とも呼ばれることもあります。通常の虫刺されの様な症状が一般的ですが、ごく稀に蜂に刺されることでも有名な『アナフィラキシーショック』になる症例もあり、酷い時は呼吸困難や発熱、蕁麻疹など命の危険に関わる事もあります・
ここからは、予防と対策について見ていきましょう
1)症状が治まらない場合は病院へ
殆どの場合、虫や蚊にさされた場合は少し腫れたり、痒みがあるだけで、心配はありません。
ただ、痒みがおさまらず腫れていたところが化膿するなど症状が悪化する場合は、早めに病院にかかるようにしましょう。
2)虫に刺されないためには予防が大切
あらゆる健康被害からワンちゃんを守るためには、予防がとても大切になってきます。
虫からの脅威も予防で対処しましょう。
対策として、始めやすいのは薄めの生地の服を着させてあげることで虫に刺される箇所を減らしてあげる方法があります。
「暑い時期なのに服を着させるの?」と心配かもしれませんが、紫外線等の影響で皮膚にダメージを与えてしまうのも防ぐことができ、
服でもクール素材のものがあるので、暑い時期でも着させることができます!
他にもペット専用の虫除けスプレー等の商品も出てきております。散歩に行く際に使用してあげるだけで、効果が期待できるので、とても重宝しますね!
3)散歩コースを気をつける
いつもの散歩コースも蚊が多い道を避けることを意識しましょう。公園の草むらの中や水溜りの近くは蚊や虫が多くいるので、散歩の際は避けるようにしましょう。
また、暑ければ暑いほど、蚊の数が増えてくるので飼い主様が暑いと感じるのであれば、散歩はまたの機会にしてあげるのもいいでしょう。
散歩もできないような日は、室内ドッグラン等でいつもの散歩とは違う刺激をおうちの子に与えてあげるといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どうしても暑い時期になると、虫や蚊が発生してしまうので、ワンちゃんを守るためにも予防はしっかりとしていきたいですね!
蚊は外だけでなく、お家の中にも入ってきますので、お家でも蚊よけの予防をしてあげるとより安心でしょう!