こんにちは、最近愛用のメガネをウチにいるダックスにかじられ鬼になりました、赤杉龍一です。
今日で3回目。いつも読んで頂いてありがとうございます。まだまだ懲りずに続くので引き続きお付き合いおほど、宜しくお願いします。
今日は生命維持や皮膚、細胞などの健康に不可欠である脂肪についてお話します。
脂肪には動物性と植物性があり、大切なエネルギー源となります。必要な時、脂肪細胞がホルモンに作用してエネルギーや熱として血液中に放出され、体の各部分に送られ、筋肉によって消費されていきます。植物性は糖質元としては優れています。コーン油、大豆油、カノーラオイル、小麦胚芽油、オリーブオイル、ごま油など様々あり、必須脂肪酸を始めビタミンA・Eを豊富に含んでいます。動物性は牛・豚・鳥・ひつじ他などがありますが、植物性に比べとても酸化しやすい性質を持っています。動物性脂肪は加熱・乾燥に弱く、劣化や腐敗が早まります。酸化した脂肪が体内に取り込まれると血中内の酸素の流れが妨げられたり、体の解毒作用を担っている肝臓に負担をかけたり、消化吸収が悪くなったり、ガンの一要因にもなります。その他にも多大な悪影響を及ぼします。
ここでは安値のフード、モラルの無いメーカーのフードに使われる脂肪について触れてみます。
【動物性脂肪】
動物性脂肪をフードに用いるには、加工する段階で酸化が始まるので、腐敗するにまかせるか、有害な酸化防止剤を添加するしかありません。(天然ビタミンEの保存方法もありますが、コストがかかる為あまり使用していません。)
腐敗した動物性脂肪はガスを生じ、死因のひとつである鼓腸症とガンの原因となったり、食中毒や胃腸障害をおこし、その毒性を肝臓で解毒しなくてはならないので、肝臓は働きづめになり病気になります。しかし、ペットフードで動物性油脂を用いていないものは少ないです。身体の毒は脂肪部分に蓄えられるので、動物性脂肪を食べることは死んだ動物の毒を体内に取り入れる事になります。
動物性脂肪は54.5度までは個体で、この温度は動物の体温より高い為、器官内で酸素の流通を妨げる脂肪球を形成する。
この固い球を押し動かしながら機能するのは、心臓、肝臓、腎臓にとって負担のかかることになり、さらに血管壁や腸壁に付着します。動物性脂肪を用いているフードは、※BHA・BHTどころか、それより毒性の強い※エトキシキンが添加されている事が多いです。
それに加えてBHAやBHTも加えられている場合があるので、相乗毒性ははかりしれません。
※ガソリンやゴム、枯葉剤なんかにも使用される人体に有害な酸化防止剤
動物性油脂と表記されている場合、レストランの廃油、病死家畜や捕獲された処分された獣の脂など用いる場合もあり、なにが使われているか分からないのが現状です。鶏脂とあれば鶏の脂ですので比較的安心できます。(酸化防止剤が天然成分であれば。)
【植物性油脂】
必須脂肪酸を含む望ましい油脂であり、一番しぼりのものは良いものですが、精製された油脂は、熱処理、薬品処理などの製造過程で、ビタミン、ミネラルが失われていて、しかもその過程で使われた化学薬品が残留して、健康に支障がでます。
一般的に大豆油、コーン油、サフラワー油などがありますが、オメガ6の割合が高くオメガ3とのバランスがとれていないので、オメガ6の過剰摂取は腫瘍の原因となると言われています。
フラックスオイル、カノラオイルなどが好ましいですが、高価なため安価なフードには使用されていない。
*油脂、特に動物性脂肪の酸化を防ぐのに、酸化防止剤は不可欠といわれているが、植物油、とくに種子油は酸化を防ぐ天然物質のビタミンEを含み、なかなか変質しにくいんですが、低コスト化のために化学薬品を用いて精製されてしまうため、これらの物質も失われ、結果として抗酸化剤の添加が必要となってしまいます。
もともと含まれている天然のビタミンEと抗酸化剤として用いられる合成トコフェロール(ビタミンE)とでは、身体に与える作用は全く異なりますので、注意してください。