こんばんは、ご飯の硬さはばぁチャン家の柔らか?いのが好きです、赤杉龍一です。トントンはおにぎりが好きです。
今回はドッグフードに使われている穀物の一部についてお話します。
農薬漬け穀物 (内臓、消化器官などへの影響)?
ドックフードに使われる穀物(コーン、小麦、大豆、米、麦など)は、人間が食用に出来ない物や生産効率を上げるために非常に濃度の高い農薬や薬品と利用している事があります。このような残留化学薬品はアレルギー、内臓疾患の原因になります。分かり易いところでメラニンですね。
人間用に生産されているものではないため生産性もガイドラインもなく、当初から劣悪な環境で栽培されているパターンもあります。
また肉副産と同様に人間が食用に出来ない穀物を粉末にした穀物末粉(栄養価のなかったり化学薬品を利用する事も)というものの混入もあります。このような物は主にアジア産の安値の原材料に多いです。
ペットフードの使用される穀物の量は、ここ最近はかなりのものになています。
それは各メーカーのペットフードに表示されている内容でも理解できると思います。
それぞれに使用される穀物の品質は、飼い主さんが良いのか悪いのかの判断を到底できるものではありません。
例えば栄養的価値から考えてみますと、トウモロコシは炭水化物の利用目的とした場合はその価値は低いといえます。
海外では大手ドックフードによって250頭の犬たちの健康上の問題が派生し、そのメーカーは2000万ドル分を回収することになりました。そのメーカーは日本でも発売されているナチュラルフードです。病気の原因は、使用されていた素材の穀物のカビによるものでしたが・・・。
FDA(食糧医薬品局)の介入もありましたが、発見されたヴォミトキシンに対しては、ペットフードに使用されている穀物は高品質なものではないので人間に対する心配はないと発表しました。
つまり、ペット用に使用される穀物の品質は、人間用のものとは遠くかけ離れた粗悪品というわけです。
あるメーカーの材料成分には、トウモロコシ・チキン・コーングルテンと記載されています。
まるで別な材料のように受け止められる表示ですが。トウモロコシとコーングルテンは、コーンはトウモロコシであり、グルテンは植物性の蛋白質のひとつ植物の種子中にあるもので、同じようなものなのですが・・・。
※ 小麦に含まれているグルテンという蛋白質が、過敏症の人体には有害で、様々な症状を引き起こすことがあります。アメリカではアレルギー誘発物質として上位10位以内に入るほど問題になっています。
日本人にもそうであり、ペットたちにもアレルギー皮膚炎を発症しています。
セリアック病(グルテン腸症)というグルテンに対する免疫応答がきっかけとなり、重大な症状を引き起こす病状が多く報告されています。
ペットフードメーカーが同じような材料をなぜ違うような材料として表現するのか、ペット業界では習慣的手法で分割というそうで、これは飼い主さんがチキンの方がトウモロコシよりも多く使用していると誤解するようにしているのです。 チキンよりもトウモロコシの方が価格は安いからですが・・・。
大豆は長時間かけ熱を加える事により良い食物となります。しかしコストがかかるため、ドッグフードに使われているのは全粒大豆ならいいものの、多くは人間用の食品加工の後に出た残りカスがほとんどです。消化吸収できない大豆の残りカスは、犬たちにとっては何の栄養的価値を見出すことはできません。むしろ、大豆から出る酵素により胃腸器官に障害を及ぼします。(大豆(全粒大豆)に含まれるフラボノイド、これは活性酸素を除去する働きがあり、これにより美容に効果的であり、老化予防、生活習慣病の予防にもなりますが。)
大豆使用のフードを水かぬるま湯でふやかすと、短時間で膨張が見られ、その量は倍位になるはずです。つまりドライのまま与えますと胃の中でフードが膨張します。
それが日常的になりますと『慢性胃拡張』になってしまい、過食につながってしまいます。=肥満
慢性胃拡張になってしまうと、特に大型犬に多い、胃捻転を起こしてしまうケースがあります。
この胃捻転の痛みと苦しみは、犬にとっては表現できない位のもので、10分以内に適切な措置を施さないと死に至ってしまう恐ろしい病気です。
又、大豆のタンパク分子は比較的大きく細胞に届かず、アレルギーを引き起こしてしまう場合もあります。
今回も長々と書いてしまいましたが、これもほんの一部です。必ずしも大豆使用がいけない訳ではありませんが、私はお勧めしません。あっ、でもうちの子は塩味の効いた枝豆好きです。。。